Tokyo Bay — Japanese horse mackerel

東京湾の鯵まあじ

アジのイラスト
体側の後半から尾にかけて並ぶ硬い稜鱗(ゼイゴ)。走水のアジは脂が乗ることで知られます。この絵は生成 AI で描いたイラストです。魚を見分けるための図としては使えません。

東京湾のアジは一年中釣れてくれます。横浜沖なら港から 10 分ほど、水深 12〜20 m が釣り場。40 号のビシでコマセを振って、底から 2 m の範囲に付けエサを入れる——これが基本の形です。

01

いつ釣れるか

期待値マップの表から
1月
釣れる
2月
釣れる
3月
釣れる
4月
釣れる
5月
釣れる
6月
釣れる
7月
釣れる
8月
釣れる
9月
釣れる
10月
釣れる
11月
釣れる
12月
釣れる

■最盛期 □ 釣れる ・ 記録が少ない

深川吉野屋の季節の釣り物暦は、マアジを 1 月から 12 月までの通年としています。⚠️ 期待値マップの表が 12 か月すべて「□」(釣れる)になっていることと整合します。[1]

02

どこで釣れるか

主なエリア
走水沖・観音崎沖・横浜沖・湾奥
エリア区分
08/02/01

エリアの水深と性格を期待値マップで見る →

03

どう釣るか

ライトアジ(LT アジ)東京湾ではこれが主流

ビシを 30〜40 号まで軽くして、水深 30 m ほどまでの浅場に絞って狙う釣りです。ロッドも道糸も軽くなるぶん、アジ本来の引きがそのまま手元に伝わってきます。東京湾はこの乗合船がとても多く、午前船と午後船の 2 便制を敷く船宿も少なくありません。

ビシアジ

120〜130 号ほどの重いカゴビシにコマセを詰めて振る、昔ながらの釣り方です。使うエサも、釣り方そのものもライトアジと変わりません。深い場所を狙うときは、こちらの出番です。

夜のアジング

ルアーで狙う手もあります。磯子の第三鴨下丸は、真冬の夜だけ、ダウンショット(バチコン)やジグヘッドでアジを狙う船を出しています。

コマセが利いていないと釣れない

アジはコマセに寄る魚です。だから、コマセを振っていない人のハリには食いつきません——周りがどんなに釣れていても、です。隣の人のコマセでそのうち自分にも掛かる。そう思いたくなりますが、実際にはほとんど起きないと言われています。アタリがなくても 3 分に 1 度くらいは仕掛けを上げて、コマセが切れていないか確かめます。[2]

タナは糸フケを取ってから測る

水深 25 m の場所なのに、道糸が 30 m 出てしまう——そんなことが起こります。潮で道糸が斜めに出ていき、そのうえふくらむからです。ですからビシが着底しても、すぐにタナを取らないこと。少し持ち上げてまた下ろす。この動作を 2〜3 回繰り返して、同じ位置で底が取れることを確かめてから測ります。[3]

アタリの出方でタナを直す

もやもやとした、はっきりしないアタリばかり続く。そんなときは、待っているタナが低すぎることが多いと言われています。アジが下を向いて付けエサを食べているからです。逆に、いきなりキュンと引っ張るようなアタリが出たら——今度はタナが高いと考えます。[3]

口が軟らかいので、船べりに当てない

アジは口が軟らかい魚です。せっかく寄せてきても、取り込みの直前にバレることがある程度あります。テンビンが海面から出るところまで巻いたら、テンビンを掴んでオケに置く。あとはハリスの下のほうを持って、船べりに当てないように一気に抜き上げます。[2]

04

何を使うか

対象: ライトアジ

⚠️ ビシの号数は船宿の指定があります。コマセや付けエサは船で配られることが多いので、何を持って行けばよいかは予約のときに確認してください。以下は東京湾のライトアジで一般的とされる範囲です。

ロッド
1.8〜2 m / 先調子のライトゲームロッド

ライトアジでは、カゴビシをしっかり動かせることが求められます。この長さと調子のライトゲームロッドなら、その動きが出しやすいと言われています。[4]

リール
小型の両軸受け / 手巻きで足ります

狙うのは水深 20 m 前後の浅場ですから、電動でなくても構いません。キャスト性能もドラグ性能も要らない釣りです。カウンター(水深表示)はどうか——道糸の 1 m ごとのマーキングで深さが分かるので、あってもなくてもよいと言われています。[5]

道糸
PE 2 号 / 結び目なしで 100 m 以上

太いほど潮の抵抗を受けます。糸フケが出て、底が取りにくくなる——ここが効いてきます。⚠️ 100 m 巻きで 1,000 円を切るような安価な PE は、強度に問題があると思われると言われています。[5]

天秤
腕長 25〜35 cm の片テンビン

短すぎると、仕掛けを投入するときに隣の人とオマツリしてしまいます。ある程度の長さがあるものを選ぶとよい、と言われています。[5]

ビシ
40〜60 号 / 本牧沖では通常 40 号

⚠️ カゴとオモリが一体になったものを買うときは、必ずミンチ用を選んでください。アミ用は目が狭く、イワシのミンチが出てくれません。[5]

ハリスとハリ
フロロカーボン 1.5〜2 号を 2 m / ムツバリ 9〜10 号

2 本バリなら全長 200 cm。枝バリは下バリから 90 cm 上で、枝の長さは 25 cm です。長くすればよさそうに思えますが、かえって仕掛けが絡む原因になります。潮が澄んでいる日は、細いほうが食いがよいようです。[5]

05

このサイトの記録

実際に釣った月と場所は記録ページにまとめています。 想定と実測がずれたときは、記録ではなく期待値マップの側を直しています。

釣行記録を見る →