Tokyo Bay — Japanese horse mackerel
東京湾の鯵まあじ

東京湾のアジは一年中釣れてくれます。横浜沖なら港から 10 分ほど、水深 12〜20 m が釣り場。40 号のビシでコマセを振って、底から 2 m の範囲に付けエサを入れる——これが基本の形です。
いつ釣れるか
期待値マップの表から■最盛期 □ 釣れる ・ 記録が少ない
深川吉野屋の季節の釣り物暦は、マアジを 1 月から 12 月までの通年としています。⚠️ 期待値マップの表が 12 か月すべて「□」(釣れる)になっていることと整合します。[1]
どう釣るか
ビシを 30〜40 号まで軽くして、水深 30 m ほどまでの浅場に絞って狙う釣りです。ロッドも道糸も軽くなるぶん、アジ本来の引きがそのまま手元に伝わってきます。東京湾はこの乗合船がとても多く、午前船と午後船の 2 便制を敷く船宿も少なくありません。
120〜130 号ほどの重いカゴビシにコマセを詰めて振る、昔ながらの釣り方です。使うエサも、釣り方そのものもライトアジと変わりません。深い場所を狙うときは、こちらの出番です。
ルアーで狙う手もあります。磯子の第三鴨下丸は、真冬の夜だけ、ダウンショット(バチコン)やジグヘッドでアジを狙う船を出しています。
アジはコマセに寄る魚です。だから、コマセを振っていない人のハリには食いつきません——周りがどんなに釣れていても、です。隣の人のコマセでそのうち自分にも掛かる。そう思いたくなりますが、実際にはほとんど起きないと言われています。アタリがなくても 3 分に 1 度くらいは仕掛けを上げて、コマセが切れていないか確かめます。[2]
水深 25 m の場所なのに、道糸が 30 m 出てしまう——そんなことが起こります。潮で道糸が斜めに出ていき、そのうえふくらむからです。ですからビシが着底しても、すぐにタナを取らないこと。少し持ち上げてまた下ろす。この動作を 2〜3 回繰り返して、同じ位置で底が取れることを確かめてから測ります。[3]
もやもやとした、はっきりしないアタリばかり続く。そんなときは、待っているタナが低すぎることが多いと言われています。アジが下を向いて付けエサを食べているからです。逆に、いきなりキュンと引っ張るようなアタリが出たら——今度はタナが高いと考えます。[3]
アジは口が軟らかい魚です。せっかく寄せてきても、取り込みの直前にバレることがある程度あります。テンビンが海面から出るところまで巻いたら、テンビンを掴んでオケに置く。あとはハリスの下のほうを持って、船べりに当てないように一気に抜き上げます。[2]
何を使うか
対象: ライトアジ⚠️ ビシの号数は船宿の指定があります。コマセや付けエサは船で配られることが多いので、何を持って行けばよいかは予約のときに確認してください。以下は東京湾のライトアジで一般的とされる範囲です。
狙うのは水深 20 m 前後の浅場ですから、電動でなくても構いません。キャスト性能もドラグ性能も要らない釣りです。カウンター(水深表示)はどうか——道糸の 1 m ごとのマーキングで深さが分かるので、あってもなくてもよいと言われています。[5]
太いほど潮の抵抗を受けます。糸フケが出て、底が取りにくくなる——ここが効いてきます。⚠️ 100 m 巻きで 1,000 円を切るような安価な PE は、強度に問題があると思われると言われています。[5]
2 本バリなら全長 200 cm。枝バリは下バリから 90 cm 上で、枝の長さは 25 cm です。長くすればよさそうに思えますが、かえって仕掛けが絡む原因になります。潮が澄んでいる日は、細いほうが食いがよいようです。[5]
- [1]深川吉野屋「季節の釣り物暦」2026 年 9 月 6 日 確認
- [2]シマノ「阪本智子の船釣り探見! 第9回 東京湾・横浜沖のライトアジ釣り」
- [3]打木屋釣船店(横浜 新山下)「打木屋のLTアジ仕掛け」
- [4]シマノ「阪本智子の船釣り探見! 第9回 東京湾・横浜沖のライトアジ釣り」2026 年 9 月 6 日 確認
- [5]打木屋釣船店(横浜 新山下)「打木屋のLTアジ仕掛け」2026 年 9 月 6 日 確認