Tokyo Bay — Threadsail filefish

東京湾の皮剥かわはぎ

カワハギのイラスト
菱形に近い平たい体と、小さなおちょぼ口。頭の上に細い棘が立ちます。この絵は生成 AI で描いたイラストです。魚を見分けるための図としては使えません。

東京湾のカワハギは竹岡沖が本場です。乗合船が狙うのは 9 月から翌年 3 月あたりまで。浅場の水深 15 m 前後から始まって、水温が下がると 20〜40 m へ移っていきます。オモリ 25〜30 号で底を探る釣りです。

01

いつ釣れるか

期待値マップの表から
1月
釣れる
2月
釣れる
3月
記録が少ない
4月
記録が少ない
5月
記録が少ない
6月
記録が少ない
7月
記録が少ない
8月
釣れる
9月
釣れる
10月
最盛期
11月
最盛期
12月
最盛期

■最盛期 □ 釣れる ・ 記録が少ない

シマノの竹岡沖の解説によれば、竹岡沖では周年カワハギが釣れるものの、乗合船が狙うのは 9 月から翌年 3 月あたりまでです。⚠️ 期待値マップの表は 3 月が「・」(記録が少ない)で、乗合船の期間のほうが 1 か月ぶん春側へ長く伸びています。[1]

02

どこで釣れるか

主なエリア
竹岡沖・金谷沖
エリア区分
07

エリアの水深と性格を期待値マップで見る →

03

どう釣るか

聞きアワセ

オモリが底に着いたら、ゆっくり仕掛けを持ち上げてアタリを確かめ(=聞く)、上げきったらもう一度落として探ります。活性が高い日は、これで釣れます。カンカン、ゴツゴツと金属的なアタリが来たら、竿をゆっくりあおってハリを刺し込みます。

タタキ(叩き釣り)

オモリを底に着けたまま、竿先を小刻みに何度も上下させます。エサがブルブル揺れて、食いつきたくても食いつけない——その状態を作ってからピタッと止めて食わせ、聞き上げるとアタリが出ます。

タルマセ(ハワセ釣り)

仕掛けが着底して糸フケを取ったら、竿先を下げて仕掛けを海底にはわせます。カワハギがいちばんエサを食べやすい、下向きの状態を作ってやる。しばらくしてから竿先を上げて仕掛けを立てると、アタリが出ます。

アタリを出さずにエサだけ取る

カワハギは偏平な体の上下に 1 枚続きのヒレを持っていて、これをヒラヒラさせながら水中でホバリングします。ほぼ静止したまま、上手にエサを食べる。仕掛けの動きに合わせて自由に動けるので、アタリが出にくいのです。「エサ取り名人」と呼ばれるのは、ここからきています。[2]

竹岡沖は横に探る

浅場に一部根はありますが、全体としては砂泥地にツブ根が点在するフラットな海底です。根掛かりの心配が少なく、潮の流れも穏やか。だからキャストして幅広く探る「横の釣り」が効きます。前アタリは、カーブフォールやテンションフォールの最中に出ることが多いと言われています。[3]

季節で浅場と深場が入れ替わる

群れがまだ固まっていないシーズン初期から年末あたりは、甚九郎根・ゲバチ根と呼ばれる水深 15 m 前後の浅場が中心です。水温が下がる晩秋から年明けになると、赤ブイの東側から航路の東側の 20〜40 m へ。群れが固まったときは大釣りがあり、潮によっては底から離れた宙でも釣れます。[3]

当たりのパターンは時間でも変わる

カワハギはヒットパターンがその日によって違い、さらに時間によっても変わると言われています。いち早くパターンを読んで、リズムよく釣る——それがそのまま数につながります。⚠️ 潮が速いときにタルマセ釣りをすると、仕掛けが流されて岩礁帯に絡む恐れがあるので行いません。[4]

04

何を使うか

対象: 胴付き仕掛け

⚠️ オモリの号数は船宿の指定があります。エサのアサリも、船宿で買えるところと自分で用意するところがあるので、予約のときに確かめてください。

ロッド
1.8〜2.1 m / 8:2〜9:1 の先調子

アタリを出しやすい高感度の穂先を備えた、カワハギ専用竿が主流です。専用竿の強みが、はっきり出る釣りです。[5]

リールと道糸
小型の両軸受け(ハイギア)/ PE 0.8〜1 号

巻き上げの速いハイギアタイプがよいと言われています。エサを頻繁に付け替える釣りなので、手返しの速さがそのまま数に効きます。[5]

仕掛け
上部の幹イトを長めに取った 2〜3 本バリ / 自動ハリス止め

ハリ先が甘くなったり、ハリスがよれたり。そんなときに、ハリスだけを交換できます。飲み込まれたら即交換、そうでなくても 1〜2 尾釣るとハリ先は甘くなります。⚠️ ハリスをセットするときは、ハリ先が必ず上を向くようにします。[5]

オモリ
25〜30 号(号数は船宿の指定に従う)

オモリは集魚の役目も果たします。だからカラーや形状にも、選ぶ余地があります。[5]

エサ
アサリのムキ身

エサ切れは、そのまま釣り終了を意味します。多めに準備しておきます。ザルにあけて水気をしっかり取り、塩をまぶして締めておくと、エサ付けがしやすくなって手返しが上がります。[5]

05

このサイトの記録

実際に釣った月と場所は記録ページにまとめています。 想定と実測がずれたときは、記録ではなく期待値マップの側を直しています。

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