Tokyo Bay — Common octopus
東京湾の真蛸まだこ

東京湾のマダコは夏が盛期。6〜8 月に横浜沖ほか神奈川県側の各所で狙えます。港湾部の岸壁や沖堤防まわりの浅い場所で、オモリにタコエギを付けて底を小突き続け、覆いかぶさってきたところを掛ける——そういう釣りです。
いつ釣れるか
期待値マップの表から■最盛期 □ 釣れる ・ 記録が少ない
横浜沖ほか神奈川県側の各所。⚠️ 神奈川県側の東京湾では 6 月 1 日〜8 月 31 日が自主規制期間で、1 人 20 杯まで・300 g 以下はリリース推奨とされています(根拠は下の注意と出典 4)
深川吉野屋の季節の釣り物暦は、マダコを 6〜8 月としています。⚠️ 期待値マップの表で 6・7・8 月だけが「■」(最盛期)になっていることと一致します。[1]
どう釣るか
オモリの下にタコ用の餌木を 1〜2 個付けて、底を小突いて誘います。潮色やタコの反応を見ながら餌木の色を替えていける。キャストして広い範囲を探れる。そこが強みです。
木枠にポリエステルの糸を巻いただけ——そんな手釣りの道具で、テンヤにカニを縛り付けて狙う昔からの釣り方です。船宿に道具一式が置いてあることが多いので、クーラーボックスひとつで行けます。
魚と違って、引きは味わえません。小幅に小突きを繰り返していて、ふっと重くなる——それが乗ったサインです。⚠️ 底に貼り付かれると大変なので、乗ったら一定の速さで巻き続けます。[2]
足 1〜2 本で餌木に触っている——その状態で合わせても、カンナの掛かりが浅くてバラしてしまいます。「触ったか?」という感触が出たら、逃げようとするエサを演じるつもりで追いシャクリを 5〜10 回。より多くの足で抱きついてきたところを、竿先を水平か下げた位置から、糸にたるみがない状態で一気に持ち上げます。[3]
東京湾のポイントは岸壁や沖堤防の周りが多く、海底には捨て石や護岸用の石積みが無数に入っています。その隙間こそマダコの棲み家なのですが——餌木が入り込んで回収できないことも、ある程度は避けられません。予備の餌木は多めに。根掛かりしやすい場所ではキャストせず、船の真下だけを狙うほうがよいと言われています。[3]
金沢八景の太田屋は、1 日マダコ釣りプランをテンヤ 50 号もしくはタコエギで出しています。毎年夏頃から東京湾内で釣れ始め、好調な日には 1 人 20 杯近く——そんな日もあるとしています。[4]
何を使うか
対象: タコエギ⚠️ オモリの号数は釣り場の水深で変わります。号数と餌木の本数は船宿の指定に従ってください。
大きなマダコが障害物に張り付く。そこから引きはがす力がほしいところです。大きめのハンドルが付いた、巻き上げパワーのあるものが使いやすいと言われています。⚠️ 落とすときはドラグをしっかり締めます。滑ると、アワセでバラす原因になります。[5]
リーダーの先にエギタコ釣り用のスナップを結び、その下にオモリと餌木を付けます。仕掛けそのものは、とてもシンプルです。[5]
実績が高いのは、この 4 色と言われています。2 個付けるときは、サイズや色の違うものを組み合わせるのも効果が期待できます。⚠️ カンナが変形したり、ハリ先が甘くなったとき。プライヤーとヤスリを持っていくと、その場で直せます。[5]
釣ったマダコは、そのままだとすぐ脱走します。ネット状の袋に入れてから、水を張った足もとのバケツやクーラーへ。専用のネットも売られていますが、洗濯用のネットも使いやすくおすすめと言われています。[5]
- [1]深川吉野屋「季節の釣り物暦」2026 年 9 月 6 日 確認
- [2]Honda釣り倶楽部 釣魚図鑑「マダコの仕掛け(タコエギング/テンヤ)」
- [3]Honda釣り倶楽部「初めての『船のエギタコ釣り』入門」
- [4]太田屋(金沢八景)乗合プラン
- [5]Honda釣り倶楽部「初めての『船のエギタコ釣り』入門」2026 年 9 月 6 日 確認