Tokyo Bay — Japanese whiting
東京湾の白鱚しろぎす

東京湾のシロギスは初夏から夏が本番。中ノ瀬や大貫沖の、平坦な砂地が舞台です。オモリ 15 号を 10〜20 m ほど軽く投げて、底を引きずらずに待つ——そんな釣りになります。
いつ釣れるか
期待値マップの表から■最盛期 □ 釣れる ・ 記録が少ない
シマノの取材では、本牧の長崎屋が本牧沖の中ノ瀬でシロギスを狙っています。⚠️ 期待値マップの主なエリアが「中ノ瀬・大貫沖」であることと一致します。同じ取材で船長は「秋口までロングランで楽しめそう」と話しています(2019 年の話)。[1]
どう釣るか
オモリの上に枝バリを出す仕掛けです。投げても絡みが少なく、アタリがそのまま手元に来ます。オモリを底に着けたままでもハリスが漂ってアピールしてくれるので、食いが渋い日にも効きます。
昔からの仕掛けで、魚の活性が高いときに効きます。⚠️ 天秤があるぶん、仕掛けが絡むことがあります。初めての船宿なら、どちらがよいか事前に問い合わせるのが確実です。
ピッピッと引っ張り込むような、はっきりした反応。これが出ると「来た」と思うのですが——あれはエサをくわえて逃げるときのもので、本来のアタリではないと言われています。シロギスがエサを吸い込んだ途端、違和感を覚えて吐き出す。そのシグナルなので、そこでいくら合わせても意味がありません。ハリが口の中に残って刺さっていれば釣れますし、そうでなければ逃げられます。[2]
投げ込んだ仕掛けが底に着いたら、できるだけオモリを動かさないこと。風や潮で船が流れるとき、糸を張ってオモリを転がしたり引きずったりすると、シロギスはなかなか口を使ってくれません。10〜15 秒はじっと置く。それから場所移動を兼ねて、静かに竿先を持ち上げます(聞き合わせ)。⚠️ オモリを落とすときにドスンと落とすと、かえって散らしてしまいます。[2]
投げるといっても 20 m ほど。仕掛けが斜めに入るので、2 本バリの上のハリも底の近くに来ます。食いが活発になる時期は、この上のハリに大型が掛かることが多くなります。真下に下ろしているだけでは、この形になりません。[2]
活性が高いときは、仕掛けを下ろせば口を使ってくれます。沖釣りの入門に向いた魚です。その一方で、トップが 100 尾釣る日に 30 尾ほどの人がいることも珍しくないと言われています——腕の差は、はっきり出ます。⚠️ 赤クラゲが多い日はハリや道糸に絡んで本命のアタリが止まるので、2 本バリを 1 本バリに替えると拾いにくくなります。[3]
何を使うか
対象: 胴付き仕掛け⚠️ 船宿によって胴付きと天秤のどちらを使うかが違います。オリジナル仕掛けを用意している船宿が多いので、初めての船宿なら事前に問い合わせてください。
食いが立って順調に釣れるときは、積極的に掛けていきたいところ。操作性を重視して 8:2 です。食いが渋いときは、穂先の反発力を抑えて追従のよい 7:3 がよいと言われています。[1]
⚠️ 打木屋は、20〜30 m を下手投げでワンタッチに投げられる小型の両軸受けのほうが操作性はよいとしています。ただし、キャスティング性能に優れた軽い両軸は小型でも高価です。そこはスピニングでも十分だとしています。[1]
食ってくるのは、圧倒的に下のハリです。2 本バリにしたからといって 2 倍釣れるわけではありません。慣れないうちは 1 本バリのほうが、トラブルがなくてすっきりします。幹糸と枝糸はクロスビーズで留めて、枝糸のヨリを取ります。[4]
最初から飲み込ませるつもりで釣るなら、小さい競技用。そうでなければ 9 号前後です。チモトに金色のビーズを付けておくと食いがよい気がする——とのことです。[4]
頭の硬い部分にチョン掛けにします。⚠️ 縫い刺しにすると、エサが回ってしまいます。長いままにしておくと、食っても掛かりません。2 本バリなら、下のハリには必ず頭が付いているものを。[4]
- [1]シマノ「阪本智子の船釣り探見! 第26回 東京湾のシロギス釣り」2026 年 9 月 6 日 確認
- [2]打木屋釣船店(横浜 新山下)「打木屋のシロギス仕掛け」
- [3]シマノ「阪本智子の船釣り探見! 第26回 東京湾のシロギス釣り」
- [4]打木屋釣船店(横浜 新山下)「打木屋のシロギス仕掛け」2026 年 9 月 6 日 確認