Tokyo Bay — Golden cuttlefish

東京湾の墨烏賊すみいか

コウイカ(甲烏賊)の別名です。関東の船宿では墨をよく吐くことからスミイカと呼ばれます。

スミイカ(コウイカ)のイラスト
丸みを帯びた胴の周りを、幅の狭いひれがぐるりと囲みます。体内に石灰質の甲を持ちます。この絵は生成 AI で描いたイラストです。魚を見分けるための図としては使えません。

東京湾のスミイカ(コウイカ)は、10 月ごろから釣れ始めます。湾中央から金沢八景沖で、中オモリの下にエギを付けて、底すれすれをシャクる——そんな釣りです。

01

いつ釣れるか

期待値マップの表から
1月
釣れる
2月
釣れる
3月
釣れる
4月
釣れる
5月
釣れる
6月
記録が少ない
7月
記録が少ない
8月
記録が少ない
9月
釣れる
10月
最盛期
11月
最盛期
12月
最盛期

■最盛期 □ 釣れる ・ 記録が少ない

湾中央から金沢八景沖にかけて

金沢八景の太田屋は午後スミイカ釣りプランを出しており、スミイカは毎年 10 月頃から釣れ始めるとしています。⚠️ 期待値マップの表は 10・11・12 月が「■」(最盛期)で、これと重なります。[1]

02

どこで釣れるか

主なエリア
湾中央〜金沢八景沖
エリア区分
03

エリアの水深と性格を期待値マップで見る →

03

どう釣るか

エギ(中オモリのシャクリ釣り)東京湾ではこれが主流

中オモリの下にハリスを付け、その先にエギを結びます。船の真下を狙う釣りで、仕掛けそのものはいたって単純です。

ダウンショット(スッテ)

三叉サルカンの下にオモリ、横にハリスでスッテを付ける仕掛けです。少し沖目に投げてたるみを取ってからシャクるので、真下しか狙えない中オモリの釣りと違い、広い範囲を探れます。⚠️ この釣り方しかさせない船宿もあります。

シャコテンヤ

昔からの東京湾のスミイカ釣りです。近年はシャコの入手が難しくなり、エギの釣りに置き換わってきています。

アオリイカとの違いはタナ

エギによるスミイカ釣りは、基本的にアオリイカ釣りと同じです。違うのは、探るタナ。アオリイカは底から 2 m ほど上にタナを取ってシャクりますが、スミイカはタナを底に着くようにします。中オモリが底に着いたら、ハリスの分だけ持ち上げてシャクります。[2]

エビが底から跳ね上がるイメージ

シャクリの上下幅は 50 cm〜1 m くらい。ピュッというような素早さでシャクります。海底からエビが逃げるように跳ね上がる——そんなイメージです。その逃げ回る様子をイカが見て、エギが沈み切ったときに乗ろうとします。⚠️ エギはルアーなので、じっとしていては乗りません。[2]

乗ったかどうかは、次のシャクリで分かる

スミイカがエギに乗ったかどうかは、次にシャクり上げたときに分かります。「ガツン」という感じで竿が止まる——この手応えが、この釣りの魅力だと言われています。[2]

シャコが手に入らなくなって、エギに変わった

これまで東京湾のスミイカ釣りは、シャコテンヤによる釣りが一般的でした。近年はシャコの入手が難しくなり、エギの釣りが広がっています。⚠️ 釣具店で「スミイカ専用竿」として売られている竿はシャコテンヤ用で、穂先がとても硬く胴もしっかりしているため、エギの釣りには向きません。[2]

04

何を使うか

対象: エギ

⚠️ 釣具店で「スミイカ専用竿」として売られている竿は、シャコテンヤ用です。エギの釣りには向かないので、間違えないでください。

ロッド
エギスミイカ専用竿 / シロギス竿でも代用できます

穂先は柔らかくても、胴はしっかりしている。そんな竿が望ましいと言われています。[3]

リール
軽い両軸受け

この釣りに、リールの遠投性能やドラグ性能は要りません。手持ちのもので間に合います。[3]

道糸とリーダー
PE 1 号(太くても 1.5〜2 号)/ 先にフロロ 2.5〜3 号を 2 m

⚠️ スナップ付きヨリモドシは、インターロック式だと突起が引っ掛かって思わぬときに外れるので、使わないほうがよいと言われています。[3]

ハリス
フロロ 2〜3 号を 2 m 前後 / 標準は 2.5 号を 2.5 m

エギをすぐ取り替えられるように、小さめのクリップを付けておくと便利です。[3]

エギ
2.5 号が標準 / シーズン初期は 2 号、終盤は 3 号

東京湾内では、ピンク系かオレンジ系のエギが乗りがよいと言われています。エギの目のすぐ後ろにある左右の羽根をイカが嫌うので、頭からではなく背中の後方から乗ろうとする。それで尻尾のハリに掛かるのだそうです。[3]

持ち物
スカリ

釣ったイカをスカリに入れておき、帰り間際に船の外側に吊るして洗う。そのために、長めの紐を付けておくとよいと言われています。[3]

05

このサイトの記録

実際に釣った月と場所は記録ページにまとめています。 想定と実測がずれたときは、記録ではなく期待値マップの側を直しています。

釣行記録を見る →