Tokyo Bay — Largehead hairtail

東京湾の太刀魚たちうお

タチウオのイラスト
細長いリボン状の体と、背中の全長にわたって続く背びれ。銀白色の体表は、うろこではなくグアニンの粉で覆われています。この絵は生成 AI で描いたイラストです。魚を見分けるための図としては使えません。

東京湾のタチウオは、濁りが強いおかげで昼間に釣れてくれる、ありがたい相手です。本番は 9〜11 月。走水沖や観音崎沖の 40〜60 m を、150 g 前後のジグで狙う——これが基本の形になります。

01

いつ釣れるか

期待値マップの表から
1月
釣れる
2月
釣れる
3月
記録が少ない
4月
記録が少ない
5月
記録が少ない
6月
釣れる
7月
釣れる
8月
釣れる
9月
最盛期
10月
最盛期
11月
最盛期
12月
釣れる

■最盛期 □ 釣れる ・ 記録が少ない

2026 年 8 月 22 日に、浦賀のレンタルボート釣果でタチウオを全件(80 件・2024 年 8 月〜2026 年 8 月)数え直しました。夏(6〜8 月)の 33 件のうち 27 件が三浦半島側(走水沖・観音崎沖・猿島沖)で、千葉側のポイント名が入るのは 1 件だけです(第一海堡と第二海堡の間・水深 5 m・マゴチ狙いの外道 1 匹)。水深の記載 43 か所の中央値は 40 m で、40 m 以上が 27 か所。⚠️ このマリーナは浦賀にあり近い釣り場ほど載るので、「千葉側では釣れない」とは言えません。夏も三浦半島側の深場で成立している、という在ることの証拠として使っています。月の記号は動かしていません(掲載件数は出船数で割っていないため)

金沢八景の太田屋さんは、ルアー乗合の出船目安を「6〜2 月:タチウオ」としています。⚠️ 期待値マップの表で 3〜5 月が「・」(記録が少ない)になっていることと整合します。[1]

02

どこで釣れるか

主なエリア
夏〜秋=走水沖・観音崎沖・猿島沖の 40〜60 m / 冬=観音崎・走水・久里浜の深場
エリア区分
08/09

エリアの水深と性格を期待値マップで見る →

03

どう釣るか

ジギング東京湾ではこれが主流

メタルジグをしゃくって誘う釣り方です。東京湾ではこれがいちばん一般的で、専門の乗合船もたくさん出ています。

テンヤ

オモリと針が一体になったテンヤに、サバの切り身などを付けて落とします。エサを使うぶん、ジグより食わせやすいのが持ち味です。

天秤(テンビン)

天秤とオモリで仕掛けを沈め、エサで誘います。同じ船団の中にルアー船とエサ船が入り交じります。

昼に釣る

東京湾は濁りが強いので、日中でもタチウオが深場まで落ちてきません。だからこの海は、明るいうちに狙うデイゲームが主流。潮の澄んだ駿河湾あたりだと昼間は深く潜ってしまうのでナイトゲームが中心になりますが、東京湾はちょうどその逆なんです。[2]

潮の透明度で食いが変わる

下げ潮で濁りが入ると反応がよくなり、上げ潮で澄んだ潮が入ってくると、魚はいても口を使わない——そう言われています。魚探にはしっかり反応が出ているのに、なぜか釣れない。そんな日は、これが原因かもしれません。[2]

ラインを立てることが第一

東京湾は潮が速くなることが多い海です。ラインが流されてしまうと(潮負け)アタリが取れませんし、まわりの船とオマツリ、なんてことにもなりかねません。潮が速い日は、ラインを細くしてまっすぐ立てる。これを何より優先してください。[2]

04

何を使うか

対象: ジギング

⚠️ 乗る船によってジグやオモリの重さが指定されていることがあります。予約時に船宿へ確認してください。以下は東京湾のタチウオジギングで一般的とされる範囲です。

ロッド
6 フィート(約 1.8 m)前後 / 150 g 前後のジグに対応するもの

ジグをしゃくる軽さと、タチウオの引きを受け止めるバットの強さ。この両方がほしいところです。専用の竿でなくても、オモリ負荷 20〜60 号前後のライトゲームロッドがあれば間に合います。[1]

リール
ベイトリールが基本 / 浅場を横方向に広く探るときはスピニングも

ジグを真下に落として上下に誘う釣りですから、着底の取りやすいベイトが向いています。浅いポイントでキャストして広く探りたい——そんなときはスピニングの出番です。[3]

PE ライン
0.8 号 〜 1 号

通常は 1 号で足りますが、潮が速いときは 0.8 号にしないとラインが流されて(潮負け)まっすぐ立ちません。⚠️ 細いぶん傷が命取りになるので、こまめに点検します。[3]

リーダー
通常 30 lb / 潮が速いときは 25 lb

リーダー無しで PE 直結にすると釣果が大きく落ちるとされます(他の人が 7 本釣る間に 1 本、という実例)。冬は硬くなりにくいナイロン、アタリの範囲が狭いときは感度の高いフロロカーボンを使い分けます。[3]

ジグ
100 〜 200 g / 基本は 150 g 前後

大きめのジグは小型のタチウオがちょっかいを出すのを避けられ、口に掛かる確率も上がります。⚠️ タチウオはロストが多い釣りなので、高価なタングステン製にこだわる必要はありません。[3]

05

このサイトの記録

実際に釣った月と場所は記録ページにまとめています。 想定と実測がずれたときは、記録ではなく期待値マップの側を直しています。

釣行記録を見る →